夜が明けたら 星のほうまで 手を伸ばしたら 戻らないから バラバラ崩れて いくくらいなら 彼方へ連れていく きみのほうまで 目を覚ましたら 君のそばで 手をかざしたら 消えるように 白く 渇く 濁っていく 消えないでいてよ 祈る 捧ぐ 願うから 消えないでいてよ 気がつけばそこには 小さな君がいて よろめきそうな歩みに まだ強く生きるから 眠るような呼吸とか 楽しそうな音とか すべてが流れる きみのほうまで 目を覚ましたら 君のそばで 手をかざしたら 消えるように 白く 渇く 濁っていく 消えないでいてよ 祈る 捧ぐ 願うから 消えないでいてよ この手を捧ぐから 消えないでいてよ 僕のなか ここから 薄れていく 目を覚ましたら またここにいて いつか変わらず それじゃあね