誰一人に届かなくても 聞いていてほしい 永劫の孤独の向こう 夜明けを待ち焦がれている 両の足で土踏みしめて 理解する この星が回ること 長い時のなか どうか忘れないで 共にあったこと 誓って、忘れて 触れて、閉ざされ 転んで 前を見て 息をして 夢見て、まっすぐ誓って 雨に打たれ また進みだす 両の手で抱えた理想で歩き出す 暗闇の中へ 長い道の上どうか覚えていて 美しくあること 手を繋いで、離して、祈って 振り返らずに 前を見て 夢見て まっすぐ誓って 夜明けの中 来た道はもう戻れない 誰一人に届かなくても 聞いていてほしい 長い時のなか どうか忘れないで いつか寄り添って 生きたこと 長い道の上 どうか覚えていて 美しくあること 誓って忘れて 触れて、閉ざされ 転んで 前を見て 息をして 夢見て まっすぐ誓って 雨に打たれ また進む 振り切って 何度でも 唱え続けること この世界は美しいと いつか辿り着く そのときまで 笑いながら行くのを 見ていてほしい