通り雨のはずがまだ止まずに街ごと覆って 僕達は今日もままならずに 足元呪って ぬかるみを一人駆け足で 上手に進めやしないよ 互いの手を たぐり寄せる様に 歩けばいい セントエルモの火が何処かに灯れば きっと逢えるよ ほら夜空に溢れたあの丘の上で 約束をしよう 車窓からの日々に目を逸らして答えを拒んで 僕達はやっと手を伸ばして 夜明けを望んで 暗がりを一人手探りで 上手に生きれやしないよ たが為にと かがり火を焚く様に 笑えばいい セントエルモの火が何処かに灯れば きっと逢えるよ ほら夜空に溢れたあの丘の上で 約束をしよう 指先にかける様に その先で逢える様に ささやかな願いを絶やさずにいよう セントエルモの火が何処かに灯れば きっと逢えるよ 今ほのかに思えた きっと逢えるよ ほら夜空に溢れたあの丘の上で 約束をしよう