もう駄目なの とめられない このからだが踊る 爪先から てっぺんぺんまで かけのぼるよ リズム リズム 恋人さえ忘れそうよ この私ひきとめてみても どうにもならない 無駄なこと 陽が昇れば鳴り響くよ 街街から サンバ きらびやかな羽飾りの 女たちが燃える 燃える 渦潮だよ 裸の群れ 照りつける太陽の下で すべてを流して押し寄せる 名前も知らぬひとに 強く抱かれたわ ブルーの月が 少し欠けたわ 見つめる瞳 熱く燃えたけれど 夜ふけの闇が それをかくしたわ もう駄目なの とめられない このからだが踊る 爪先から てっぺんぺんまで かけのぼるよ リズム リズム さあ おいでよ この私のゆれる胸の中へ トロピカルの情熱だよ とめられない サンバ サンバ もう私は私じゃない 恋人が呼びとめてみても 戻って行けない そうよ