3 DAYS JUMP (2001年 地球の旅)

歌詞

３日後に飛んでるとこは何処か ３日前そんな事を思った ところがまた例の俺の事だ 脳内でTHCが寝転んだ 髑髏は理性と知恵の独房だ イメージは変幻自在の轆轤だ 言葉はシルバー 沈黙はゴールドだ これはノーザンブルー スプレックスホールドだ 時間を五次元で埋めてく もう何時間もただ天井を見つめてる 傷口からべっとりとまったりと ポタリと降る口数は増えてく 内出血する知識 集結 夢を独占欲で巻いて吸う 99%でアイディアを精製する 1％は偶然様が座るスペース 退屈に透ける午後のモスキート 排気ガスの陽炎 チェンマイストリート 今日はまだ暑いだけで深くもなく 俺の通った道がストーリーとなる じゃあ明日飛んでるとこはどこか 昨日そんな事を思った ところがまた例の俺の事だ 脳内でTHCが寝転んだ 今日もまた俺は此処に居たんだ ホテルラマ 時代は1日分変わった 西側のカーテンが明るかった 太陽の不滅は恐らく確実だな このベッドはまるで退廃の棺桶 祈れ 遅れず言葉に飛び乗れ 1光年向こうへ声がレコードで 考古学者が刺したスコップの音へ ペンは壮絶に俺を求める 混乱の遠吠えが直ぐ其処で聞こえる 何時間も同じラインを動けず だからといって今日もノートを 離れようともせず 高熱にのせる高血圧 ノーヘルで峠越えに挑戦する 焦げ付く命に怯えつつ 大袈裟に言うと人類の進化を 証明する 2000回目 365日目 180cm 29階で ブレーキをかけず年越しを暮らした ステージを上げる申し込みに 費やした 20世紀はあと4時間で終わる ラフラならこう言うだろう まだ4時間もある 何も終わりもせず 始まってもなく 俺の思い悩みがストーリーとなる 2時間早く新世紀に入った はるか日本の映像を垣間見た 真新しい100年という波が すぐ東間近に来てるのを感じた あと何時間も経てば ペンは笑いはしゃぎ歌い回るだろう 1つ残らず探し物が無くなる 探し物が無くなるが遂に見つかる あと1日で 12時で 全ての弱者は救われて 報われて 偏見や差別や階級も無くなって 不公平や独占も無くなって 過去は過去 もう投げ捨てられた物として 許し合う そんな夜 あと1日で 12時で 何でも見ることが出来て 何でもすることが出来るけど 見るべき物は何も無く するべき事も何も無い... その日は変わらずまず鐘が鳴り それに犬が騒ぎ 太陽が上がり まだモノクロの夢を歩き回ったり 目を覚まし 後からそれを探したり 3日連続浅い眠りの中に 反響する詩人の囁き 今日中に見つけなくてはならないよ 今日中に終らせなくてはならないぞ その日は変わらず灼熱に道は乾いて 暇そうなドライバーが居て 祝福の様な花が咲いて あの女の人は子供を抱いて 裸足で モントリーホテルのテラスの周りで 満腹の老夫婦に手を差し出して 多くの嫌悪と僅かな慰みを浴びて その繰り返しで暮らしてる その日は変わらず 仏像の数だけ いや 人や幸せの数だけ 神様は作られ 金箔で包まれ 両目を瞑られ 座っておられる 死人や絶望 仕返しの数だけ 憎しみやライフル サーベルの数だけ 神様は頼られ 別の名で呼ばれ ヨルダン川の西にも二人おられる その日は変わらず持たざる者は いつもの時間 いつものベンチに戻った 灯った街灯を見て男は思った この生活はドラマじゃなくて本物だ 2億以上も使い込んで太った 外務省のペテン師がテレビに出てる 娘さんもきっともう全部知ってる 正月にアンタは破滅に怯えてる その日は変わらず また1つも売れず どうすることも出来ず 1人片付ける アクセサリー売りは地球中に 住んでる 寂しさの結晶 街のフレーズ マンネリの疲れ 両肩を掴まれ 溜息を連れ 運河の縁に座って 地に落ちた月をぼんやりと 見てる奴等へ 栄光を掴め その日は変わらず それこそ何処にでもあった 沢山の悪や咽せ返る暑さ 空腹やスラムやスマッグラー ブラックやフランス ジャップ ユニオンジャックや 野良犬やクローズ 売春婦や 浮浪者や孤児や中毒患者が 喜んだり転ぶんだ 変わらず きっと明日は 必ず明日こそはと その日は変わらずペンはと言えば 進んだり 戻ったり 気まぐれに踊ったり そうかと思うと突然怒ったり 自らの無能を今さら呪ったり 言葉を真白い壁にぶつけてる イライラを抑え切れずに震えてる そして変わらず俺はそれに急かされ 手を拱いてる内に今日が暮れてく その日は変わらず地球は回って 継ぎ接ぎのアスファルトで 人は生きてた 毎年と変わらず年が変わって 昨日や去年と変わらずに生きてた 21世紀に俺が飛んでるとこは何処か ところがまた例の俺の事だ 脳内でTHCが寝転んだ 今 俺が思うところは 生きている意味は 探そうとする事によって 意味を匂わせるらしいな 生きている意味はきっと多分 探すっていう言葉と同じ意味だ 生きている意味は 生きている日々だ ありがとう 少しわかりました それとその日も変わらずあった ダウラギリやニルギリ、モンブラン アユタヤ、QBプラザ ネムルット・ダー、シエンクワン ダムラック・スクエア お互い色々あった俺と友達は 変わってないなと言って笑いあう 2001年地球の旅は 最後に秋が騒ぐ平岸でひらいた 今頃ジプシーのベランダでは 板が抜けた所に錠がはまってたり 今頃ローズバレーからの夕焼けは 火星の世界を見せてたり ワンビエンにあった知恵の輪の ステッカー デンマークの科学者の秘密の部屋 ワシントン・アヴェニュー Friday night Five nights in Mukthinath サモス、ホテル・ピタゴラス 紀元前の雑踏 エフェソス 19時間 長距離バス 3人きりのプーンヒル Bone shiver,Brown sugar Bon Voyage Sabai,be sabai...