氷みたいなシャワーで 指先から体温が消えてく 冷たい水の音ばかり 耳に響いて 自分が消えてしまったみたいなんだ ねぇ、お願いだから 今すぐここへ来て 真っ青なこの部屋は 冷たい海の底みたいだ 昔読んだ絵本 青のないクレヨンも きっと、昔はたからものだったんだ ねぇ、お願いだから 今すぐ手を握ってくれよ 思ってたより人生は 長くて痛くて苦しくて 悲しみばかり数えてしまうような僕 だ 終わりに続く長い道を 君は一体どんな顔でみてるの ゆらゆら揺れる心を 風が通り抜けてく 長い静かな夜 おもちゃの電話にも 「大丈夫だよ、心配いらないよ」 って笑うから ねぇ、お願いだから 幸せだって言ってくれよ 思ってたより人生は 長くて痛くて苦しくて 俯いて目を背けてばかり そんな僕だ この真っ黒な夜の海を 僕は一体どうやって渡るの 渡るの? 昔読んだ絵本 青のないクレヨンも きっと昔は大切にしまっていた プレゼントだ、って並べて笑った 君も いつかは 消えてくんだ 消えてくんだ 思ってたより人生は 長くて痛くて苦しくて 悲しみばかり数えてしまうような僕 だ 終わりに続く長い道を 君は一体どんな顔でみてるの