Track by杉 良太郎
<雪の宿> 軽い寝息の横顔に 窓から差し込む 雪あかり 薄い氷を 踏むような 暮らしに耐えて 生きてきた あまえに 何をやればいい せめて今夜は やすらかな 夢でも見てくれ 雪の宿 あしたあしたと 春を待つ 雪割り草に 似たような おまえに 何をやればいい なにか求めて さぐるよに からめたつめたい 白い指 長い苦労の クセからか 涙で枕 濡らしてる おまえに 何をやればいい