傷ついた心 傷ついた体 誰のために 何のために この身を捧げた? 痛みに 裂かれて 目の前も見えない 嘘が罷(まか)り通る 表面上素敵な世界 すべて信じたなら 惨めな雨が降り注ぐ 提供されたリアル <♪> 正しさもあれば 誤りもあるさ 俺がおかしい? 目に映るは 後者のほうだけ 大体 茶番さ 碌なもんじゃねえ きらびやかな道を 叱正(しっせい)を求めないままで 歩き続けるなら 汚れた色彩に染まる 神と呼ばれる貴方よ 罰を与えてくれていい 嗤(わら)えてくるような過ちを 毒の歌で飾ろう <♪> 己のみの正義 溢れ出す究極のイズム それを手にしたなら この世に怖いものは無い 「生涯皆殺し」だ 天に昇るような 歪んだ旋律今響け 心のない者よ この詩(うた)の意味がわかるか? 声がいつしか消えゆく やがて死を迎えるだろう ならばせめてもの餞(はなむけ)に 毒の歌を贈ろう <♪>