ひっそりと静まり 返った 公園を 歩いても あの頃のように ふたりは 手と手が触れ合う事はない 喫茶店の 隅っこで 誰が見ても恋人同志のふたり 君は横顔 だけしか 見せないようになってた 君の心が もう僕の 届かないところに行ってしまう それに気付くのが どんなに 辛い事か君は知らない サヨナラと口笛 風に乗せてみよう 淋しさがまたひとつ 増えただけのこと 出逢いに別離が ある事は 知っていたつもりでも 手を振る君を 見るまでは 気付けなかった僕さ 何が君を 変えたかなんて 考えるのは止めよう 背伸びしてた あの頃の 君はもういないんだ 後姿を 見つめてる もう一度振り向きはしないかと 思い出の向うに遠ざかる 暮れゆく風景の中で君が サヨナラと口笛 風に乗せてみよう 淋しさがまたひとつ 増えただけのこと サヨナラと口笛 風に乗せてみよう 淋しさがまたひとつ 増えただけのこと