風が夜の海へ 吹き込む夏の調べ 白い月が揺れて サンゴの母が歌いだす 薄紅のポリプが光り 潮の香りを運んできた 人々は祈りをこめて 命の光に手を合わす 美らさ 美らさと囁いて 満月が誘った夜 よいし よいしと海が抱き サンゴの子供達が生まれるよ 夢が夜の海に 流れる夏の滴 白い波を浴びて サンゴの子供が旅立った 群青の夜明けの晩に 息づく鼓動が聴こえてきた 人々は祈りをこめて 命幸あれと手を合わす 美らさ 美らさと囁いて 満月が誘った夜 よいし よいしと海が抱き サンゴの子供達が生まれるよ 遠い昔の言い伝え 海と共に生きる道 さ迷い歩く僕らに サンゴのファーが語りかける声 美らさ 美らさと囁いて 満月が誘った夜 よいし よいしと海が抱き サンゴの子供達が今 美らさ 美らさと囁いて 満月が誘った夜 よいし よいしと海が抱き サンゴの子供達が生まれるよ