かじかんだ夢を飲み込んでみた 醒めることはできない 溶けこんだ月の光と遊んで うわさならうわのそら 逃げこんだむだな話も むだな時間もいつも 錆びついた 浮かんでは 消えることばかり 沈んだ胸の底 焼け死んだ風を今日も恨んで ひとつだけ抱きしめて 朝焼けに目を浸した ゆらめきは屑になって 夜の雫に映し出されて ゆがんだこの想いが 今日もまた夢に消えた はめ込んだ記憶は がらんどうで はなすことは出来ない 絡まった時間を焦がすだけで 色のない朝に一人 染み込んだ波の音をくゆらせる砂も 落ちていた朧月を見守る星も 浮かんだ夢の外 焼け死んだ空に今日も打たれて ひとつだけ噛み締めて せとぎわは輝いていて 果てしない人の群れに 身を委ねて影を追い求めて もがくことを忘れた 今日がまた朝に消えた
