タクシードライバー僕を乗せて どこか遠く連れて行っておくれ 喧騒がなくて自由な 場所がいいなって ざわめきが広がるその頃に 微かに聴こえるジャズの吐息 何かをはらんで夜が明けてく この街のゴミクズを 洗い流す雨を待つ 東急線沿いの端の方 ボロいノートに殴り書きを 繊細なビート そんなもんはさ ラガーで飲み干して タクシードライバー僕を乗せて どこか遠く連れて行っておくれ 喧騒がなくて自由な 場所がいいなって ざわめきが広がるその頃に 微かに聴こえるジャズの吐息 何かをはらんで夜が明けてく この街のゴミクズを 洗い流す雨を待つ 東急線沿いの端の方 ボロいノートに殴り書きを 展開はきっと そんなこんなさ 今すぐ見破って タクシードライバー僕を乗せて どこか遠く連れて行っておくれ 節操もなにも持たぬ世界が 知りたくて 憂鬱と迎えたその闇に 確かに聴こえるジャズの吐息 何かをはらんで夜が明けてく 繊細なビート そんなもんはさ ラガーで飲み干して 銃声が響く もういっそさ タクシードライバー僕をここで 降ろして今消し去っておくれ 喧騒がなくて自由な場所は嫌だって ざわめきに震えてた吐息は 相も変わらず空を切った 何かをはらんで夜が更けてく