滲む 想いを 綴る I MISS YOU 未完の戯曲は 歌われなかった 化粧を覚えた 少女はいつしか 右腕に 黒アゲハ 刻んだ あぁ ベゴニアの花束を 届けよう あぁ 悲哀の風が 鳴り響く その前に 唇 指先 祈りの唄 貴女は覚えているだろうか あぁ ベゴニアの花束を 届けよう あぁ 対岸に揺れ 呼んでいる 惜別の時 ぬくもりに包む ランタンの灯に 僅かだけど 眠りたいと願った 上空を見上げ 星の距離 さぁ 旅立ちだ あぁ ベゴニアの花束を 届けよう あぁ 悲哀の風が 鳴り響く その前に あぁ 十字を刻む 飛んでいく 黒アゲハ 幾度目の 陽は沈む そっと 目を閉じた ベゴニアの花束を ベゴニアの花束を ベゴニアの花束を