太陽が高度を上げていく 体温が限界値に近づく 羽ばたくのをやめたら 君に逢えない 僕の翼 溶けて墜落る前に 8月の空 流れる風 つかまえ浮き上がる 見下ろしたのは 小さな街 ここにいるのか 抜け落ちた羽根 かすれた声 壊れた腕時計 それでも海を 何万キロ 越えて来たんだ そびえ立ってる 入道雲の向こうは 宇宙まで届いていそう 風が 動き出す 弾けるくらいの速さで 君の中に飛び込むんだ ありったけの情熱と はちきれる感情 握り締めて 風向きよ、変わらないで 頑なにまだ 夢の意味を 探し求めている 限りある時間 感じている でも行くしかないんだ 重ねた孤独 それも未来という名の 君に出会うため 時が動き出す 君を抱きしめられたなら モノクロの過去も色付く 鳴り止まない鼓動が 聴こえてるうちに 加速度を上げ あの光る場所へ急げ 太陽が温度を上げていく 体温が限界値を越えてく 羽ばたくのをやめたら 君に逢えない 僕の翼 溶けて墜落る前に 輝いてる あの光る場所へ急げ!