僕の知らない香りで 君がまた僕を惑わせてさ 満たされたばかりなのに 可笑しいねもう渇きを感じてる 赤ワインはお好きですか? 洒落たグラスにオリーブ添え 染まった唇から そっと囁くのは反則技 今宵 通り雨君を閉じ込めて 嘘みたいな時 春の夜の夢の続き見よう 世界が寝てる間に 言葉が欲しいわけじゃない 僕だけにその声聞かせて 恋はいつでもお安く 「今だけの限定販売」だから 刹那の夢ほど 芳しく誘う花はなけれど 塗り替えられ消える愛しさが 時に寂しい 今宵 感傷を舐め合いましょう ああ 乱した息も 見つめ合い眠りについても 朝には独り