あなたの右側で あなたのくれた 夢を見る 独り占めの隣 終わりのない おとぎ話 上目づかいの王子様 魔法みたいに 魅せられて ふたり夜に漂えば いつまでも 夢の虜 明けることのない夜なんて あなたは知らないと言ったけれど ふたり目を瞑れば このときめきは 止まるはずもないから 醒めることのない夢なんて 信じようとさえもしないけれど この想いが あなたに迷い込んで 離れない 近づけば 近づくほどに あたしの知らないあなたが見える 夢の中 潜り込むたび あたしの知らないあなたに出会う 落ちていく 何度でも あなたの奥の方まで深くずっと この夢は あたしのときめきは あなたのものだから 揺らめく星は ひとつふたつみっつ いじらしく並んで 少しだけ 背の低いあなたが あたしを見上げて笑うから その声も やわらかい香りも 繋いだその手のぬくもりも あなたをつくるそのすべてが あたしのこの鼓動を惑わせて 明けることのない夜なんて あなたは知らないと言ったけれど ふたり目を瞑れば このときめきは 止まるはずもないから 醒めることのない夢なんて 信じようとさえもしないけれど 迷い込んだあなたの中で 果てない永遠を 願うから あなたの右側で あなたのくれた 夢を見る 独り占めの隣 終わりのない おとぎ話 上目づかいの王子様 魔法みたいに 魅せられて ふたり夜に漂えば いつまでも 夢の虜