きっと 私は 面影にも 戸惑わないわ そんな 悲しい強さまで 重ねた夜がくれた ねえ 戻れない 愛だから もう 心には ふれないで どの 瞬間から 二人 擦れ違ったのかは もういい 冷たい その手で 愛を 与えたつもりにならないで あなたの 時間を埋める よそゆきの ぬくもりだけで 都会(まち)は 静かに 生まれ変わる 知らないうちに あの日 買いそびれた靴は 何処にもないと言われ そう 泣くほどのことじゃない もう 費やしたりはしない 優しい季節の二人 時間の海 沈めてもいい 冷たい その手で 愛を 与えたつもりにならないで 振り向く愛より 今は これからを 見つめさせてよ 冷たい その手で 愛を 与えたつもりにならないで あなたの 時間を埋める よそゆきのぬくもりだけで 冷たい その手で 愛を 与えたつもりにならないで 振り向く愛より 今は これからを 見つめさせてよ