水槽

歌詞

この世界はまるで水槽の様 月曜から日曜 常に続く日常 事実上、この地上で息をし続ける事 それは水中で泳ぐ事と同じ実情 人間関係、夢や仕事その他諸々 辛い事数えればキリがない程 水中にいるかの様に息苦しい 常に息止め藻掻く死に物狂い この水槽の中で生きる方法 それは日常に酸素を見い出す事 例えば アイツからの1本の電話だったり 連れと飲み 交わす1本のビールだったり 何気なく聴く夜のラジオだったり パチンコだったり、女だったり そんな一時の酸素を肺の中に 入れて今日も命を保つ物語 人間、生きてれば息が詰まる それでも尚、毎日命を繋ぐ 手の中にあるわずかな酸素 延命措置 無くなりゃ最期 「あぁ、 これを吸えば次はいつ見つかる?」 水死する不安と共に水に浸かる 地球というこの大きな水槽 生き延びる為命懸けで吸い込む 酸素を見失った者の末路 止まる心臓 冷たい熱帯魚 所詮苦と楽の比率なんて9：1 その1が0になった時窒息死 人生1度きり メメント・モリ 俺達は水槽の中の生き残り だが毎日藁にもすがる思い 掻き集めた酸素鷲掴みで喉元に いつからか俺は死んだ魚の目 でも命ある限りひたすら前へ 溺れかけたとしても自分で 泳ぐしかない 泣いたとて涙は水の中じゃ見えない 挫折や敗北が板につく日々 生きる事に伴うこの痛み・苦しみ 息苦しくて当たり前 なぜならば この世界という水槽の中だから 人間、生きてれば息が詰まる それでも尚、毎日命を繋ぐ 手の中にあるわずかな酸素 延命措置 無くなりゃ最期 「あぁ、 これを吸えば次はいつ見つかる?」 水死する不安と共に水に浸かる 地球というこの大きな水槽 生き延びる為命懸けで吸い込む