「付かず離れず」 僕らはそうして来たけど この関係は多分 辞書にも乗っていない 「臭い物には蓋をしましょう」の 精神で ほらまた今日も灯りを消そう 声と音は混ざりあって 渦を巻きながら脳味噌まで 無意識がそうさせるのか なぜだか身体が勝手に動き出す 窓を開ければお月さま 僕らの行く末見届ける 羞恥心もクソもさぁ 眼を開けて 本能のままの息遣い カシスソーダをもう一つ ほらまた今日も朝日が痛い 視線と視線が交差したら 目を逸らして行くんだ現実から 頭の中空っぽにして 瞬きするのも忘れるくらいに 気がつけばいつも覚えてない そんな事ばっか言ってたら 当たり前はすぐにさぁ 消えていた 「後悔先に立たず」って もう少し早く気付けたら ほらまた今日も明日も ほらまた今日も朝日が痛い