心がすり減って 軋んだ音よりも 嘲笑う声が響いてる 意味もなく踏みにじった 汚れたアスファルト 涙すするような音がした 「変わることでしか 変われなかったよ」 君は顔をしかめ背を向けた その痛みを分かちあうことは 出来なくても せめてこの歌を今歌おう 強く強く吹いた 風に揺られたとしても 決して折れることのない花が 心の深くまで この根を張りめぐらせながら 「一人じゃないよ」 と包み込んであげられますように 欲しかった答えを与えてくれる人 いつの日か出会える そう願って 慌ただしく過ぎる日々を スクロールしてみても 本当の答えは そこにない 「息も忘れるほど 生きてみたかったよ」 空を見上げながら 目を閉じた 旅人には なれないとしても 僕も君も歩むことをやめない だから 赤く赤く燃える 空にしおれたとしても 決して枯れることのない花が 心の奥に 塞ぎ込んだ夢に もう一度だけ 希望という名の小さな種を 蒔きますように 僕たちに何度も訪れては 過ぎ去っていく 喜びとか悲しみが全部 美しく色付いて、 ひとひらの花びらとなって 他の誰でもない「一輪の花」 咲かせますように 赤く赤く燃える 空にしおれたとしても 決して枯れることのない花が 心の奥に塞ぎ込んだ夢に もう一度だけ 希望を咲かせる 強く強く吹いた 風に揺られたとしても 決して折れることのない花が 心の深くまで その根を張りめぐらせながら 「一人じゃないよ」と 包み込んであげられますように