示すように そこに立っていた 辺りはもう 直線みたいな 波模様 今 ここにいることを おとぎ話のように思っていた 明るい空気はもう 過去へ 帰ってしまっていないよ 束の間は束の間でしかない それはとても 退廃的 見てきたもの全てを 閉じ込めてはいけない それでは 何も違わないよ 肥大していたのは 祈り 動いているだけなら できる 値するような瞬間がやってくるのを 待って 怯んだ手足から 逃げる 視線はこぼれていないよ ~間奏~ うわの空でいた朝 飲み干した 重苦しい瞑想 否定はもう戻れないと知った ほどいては 絡まる 色のない空