それとなくてそれらしい落書きだら けだ 引き出しの奥で誇らしげに笑う 最低な君いつも抑えられない 夜行性で分かりあう合意はうんざり だ どうせどうせって計算通りなんでし ょ? とうに見え透いた逃避行って どんな理由だって 意味わかんなくて 満更でもなく期待してた 泣きついて縋って隣に座って それだけで変わるような 明日にはきっと忘れていそうなこと ばかり確かめて 束の間の安心に溺れてたいの 逆行して本音止まない 仕方なくなんてないが解けない あくびが出そうな議論がやるせない な 退屈凌ぎでも繋ぎとめていてよお願 い そっとしといて そっとしないで おめでたいくらいに愛せない 逆さまに飛び込んで霧中 やるせなくて馬鹿馬鹿しい下書きだ らけだ 胸焼けしそうな 書いては消して繰り返し どれも誰かの受け売りって いつからだったっけ 許せなくなって 言い訳と勝ち負けばっかで 手遅れだよって気づいてから 言い足りないこと頭を支配して 歩み寄るより息苦しさがお似合いな 二人だから わざとらしく傷ついて勿体ぶってる よ ちゃんとして そんなん足りない 眠気覚ましにすらならない 少しずつズレてく歩幅が全てを物語 る 完全低気圧 「次に会う時は」って考えてるから 想像しといて とめどないね 突き放すくらいじゃほどけない 探さないでこれ以上は 時計通りに動かないくせに 役目果たした顔で普段通りに はみ出た涙なんて気づいてないでし ょ? 本心はその程度 分かってるよ 逆行して本音止んでくの 仕方なくなってかざすしかない あくびが出そうな議論はそろそろ閉 会だ すり減らし消費される相手役はもう 演じない どうでも良い とっておきの お別れの言葉をあげる 逆行して止まない 眠気覚ましにすらならない 想定以内で これまでね 跡形もなく消え去ってよ 逆さまに落ちて消えてよ