紛れ込んだ時空よ この地 冥暗(めいあん)なのか 心乱れ攫(さら)われ 今 私は何処に 水際の鳥達 偲(しの)び慕(した)わしい 想いは置きさって さあ わたしの元へ 朝霧夜明け前 光はそこに やがて羽広げて何処へ行くのだろう 朝が近い闇は目を瞑(つむ)っても かすかに穏やかな光が見える 擾乱(じょうらん)の悲しさよ この地 光明(こうみょう)求め 風は何処へと吹くの 今わたしをいざなう 平安念(ねが)いながら 空を舞うのか わたしのこと気がついて もう泣かないから 朝霧夜明け前 光はそこに やがて羽広げて何処へ行くのだろう 朝が近い闇は目を瞑っても かすかに穏やかな光が見える 今まだ夢境界 闇深くても いまこそ羽広げ飛び立ちましょう 朝霧夜明け前 光はそこに やがて羽広げて何処へ行くのだろう 朝が近い闇は目を瞑っても かすかに穏やかな光が見える