夢は遥か蜃気楼 揺れて どこまで往けば 掴める <♪> 空を焦がし堕ちてゆく 夕陽 地平に呑まれてく 漆黒(やみ)の世界が過ぎる 刻(とき)を待つだけ 焼け野原さまよう悪夢 断ち切って 身を焼かれ業火の 灰になるとしても… そうあなた 守れたら 紅蓮の風を 繕い 罪も罰さえも 抱きしめる 夢は紅い蜃気楼 地の底まで堕ちたって あなたのそばで 命の焔(ほむら) 燃やして 翼広げる <♪> ひずむ大地の叫びに 祈り届かぬ虚しさを 数えてもただひとつ 揺るぎはしない 牙をむく哀しみ 足掻く中 出逢い 育んだ記憶を 奪ったり出来ない 離れない 離さない 紅蓮の森も 抜けて 火車(かしゃ)のわだちさえ 追いかける 夢は紅い蜃気楼 この瞳が穢(けが)れても そう残された答えを胸に あなたと今を駆けてく <♪> 夢は遥か蜃気楼 手を伸ばして掴みたい あなた守る 命の焔(ほむら) 燃やして 翼広げて