わずかな望みを 残した遥かな道を 小さな灯火を 抱いてさまよう影よ 巡る空の下では 生まれくるあまたの命が 問いかけてる ひたむきに生きる意味を 黄金色の風の中を 駆け抜けたその先に 僕たちは何を見るのだろうと かすかな願いを 紡ぐように旅鳥が舞う 雪解けのせせらぎが やがてくる本当の 夜明けを告げている 優しさに包まれてく 柔らかい日差し浴びて 戯れたその場所が 僕たちの生きた証になると 花の季節が過ぎても この道は続いてゆく 赤く燃える落日に 染まりながらいつの日か 僕たちがまた巡り会うために