閃光を散らして夜空へ飛んでいけ! 煌めく一瞬の思いを攫っていく 僕達の鼓動も喉も爆破して 今に絶好だ フィルムに残した君は笑っている カメラ片手に先を歩いている 「まだ着かないの!」 なんて笑ってる 暑いのは散々だが 君が写す夏はどこか涼しくて 面倒なフィルムも僕は好きだった 青い空に光った星を掻き消すほどに 美しい君をただ想っていたい 閃光を散らして夜空へ飛んでいけ! 煌めく一瞬の思いを攫っていく 僕達の鼓動も喉も爆破して 今に絶好だ フィルムに残した君は笑っている アイス片手に横を歩いている 「君にあげる!」なんて笑ってる 人混みは散々だが 君と歩く道はどこか涼しくて きっとこの場所も好きになるだろな でも君といた日々も いつか忘れてしまうと伝えたら 「また嘘だ!」って笑うかな ねぇ、まだ言えないよ 今年で最後なんて知らない そんな事すらも信じれないよね はぁ、何処までも青けりゃいいのに 閃光を散らして夜空へ飛んでいけ! 揺らめく一瞬の思いも放っていく 僕達の希望も喉も爆破して 今が絶好だ フィルムに写った僕ら笑っている あり得ない話をしよう もしも僕があの夏になれるなら きっと僕達を汲み取る青さを 美しく魅せるさ! 創事だって ねぇ、例え夢だったとしても 青く、透く、厚く、淡く、 懐く、儚い、 もうその全部が美しい