矛盾という名の塊

歌詞

毛糸のブランケットを 膝の上にかけながら 来年はここに居ないかもと 老眼鏡を置きました 暖炉の火がパチリパチリと あなたの顔を照らして 想い出だけを焦がしながら 指先を温めている 地上波しか映らないテレビも 数年前にはただの箱 飲み切っていない薬は そろそろ捨てなくちゃ 暖炉の火がパチリパチリと 居ないはずの貴方を映して 手帳に泳ぐように書かれた 僕の連絡先 あの日のままの冷蔵庫の中に 消費期限切れの食材ばかり 中身はもう食えないから コンセントごと抜きました そろそろ帰らなきゃと 電気のスイッチを消した時 僕の目は涙でいっぱいで 貴方は笑顔でいっぱいでした Oh of Memories sparks oh oh oh 喉の奥に詰まっている ぬめった黒い塊は 今まで抱えた不安と 矛盾と葛藤かも知れません 周囲の人たちが気を病んでも 僕の立っている所は妙に静かで きっとなるようにしかならないと このちんちくりんな性格のせい 車を運転して丘の上から眺めてる 町の灯りは少なくて やがて消えるようだ 手のひらを広げて 目の前にかざしたら 隠れてしまって複雑だった 町に残っていたのなら きっと暮らしていけなかっただろう だからといって町を出たけれど 文無しになってしまったようだ 批判的にごはんを食べて 批判的に風呂に入って 批判的に寝てたから 批判的な顔になってる 湿った枯れ葉の下には 石ころもゴロゴロ多くて 歩くのはとても疲れるよ もう走れる歳じゃないさ Oh of Memories sparks oh oh oh Oh of Memories sparks oh oh oh Oh of Memories sparks oh oh oh