反る刀背閃く先

歌詞

雉も鳴かねば撃たれまいと言うが 鳴かにゃ仲間にゃ伝わらない 出る杭ほど打たれると言うが 引っ込み思案じゃ興がない トンチンカンな理想掲げてもいいさ 付け焼き刃でも為せば成る ホラ吹きなんて言われてもいいさ それが始めの合図になる 愚弄と嘲笑ばっか交錯する乱世 計り知れない気苦労を 小手先だけで 真実を探ろうとする ほら善か悪かと聞いてんの 大差ないんだケリをつけろ 譲れないや未来 刃に纏って 曖昧が嫌いなら穿って さあ今に雷火の再来だ おいそれと被害者じゃ終われない リタイアしたいならとっくの前に 支配者次第のからくりに罰点 「何が見たいか」の剣先を テッペンに向かって 火花を散らせ 今も昔も変わらないと言うが 変わるために生きるのだろう 先の景色が同じだろうが ここにはもう戻れない 散々夢に見た 夜明け前の空 掴み取りたいそう願ったから 一生涯の獣道 さあ捨て去って 恥も外聞も 刹那此処に 在りし大義を 譲れない命をこの身に纏って 相対する巨大な渦に 幾度となく立ち向かえ この手で 選びたい未来 刃に纏って 曖昧が嫌いなら穿って さあ今に雷火の再来だ おいそれと犠牲者じゃ終われない 痛み分けたって足踏んだって 期待した光差す黎明の星へ 道を切り拓く剣先を テッペンに向かって 火花を散らせ その覚悟が鼓動燃やすから