夜を泳ぐテールランプの群れ 酔う和らいだ水面の上 故 現状をマップに差し出す ブルーライト 街灯が描く影 リンドン リンドン リンドン リンドン 星が消えない これはマボロシ リンドン リンドン リンドン リンドン 朝が見えない ここはマボロシ 沈黙を貫くAirpods 罪とも呼べないノイズ一つ 性懲りもなく繰り返す自問 今宵も答えは遠く 「もう 何に一体期待して」 吐息は夜の闇に白く溶け 混じり合って 頬を刺した 拘泥したのは正解だった 不正解だらけの暮らしの中で 波間に写り込む街の灯りを 掬い取れずに藻掻いてる様で 罰か 罠か 業か 運命か 点滅し 明滅する 揺らぎ 月が 照らし出す 幻想 リンドン リンドン リンドン リンドン 星が消えない これはマボロシ リンドン リンドン リンドン リンドン 朝が見えない ここはマボロシ リンドン リンドン リンドン リンドン 声にならない これはマボロシ リンドン リンドン リンドン リンドン 明日が見えない ここはマボロシ これはマボロシ