たまに思う 僕は無才能と いっそ逃げた方が楽だとか 一勝もできない弱虫だとか たまに思う 僕は天才なのか 僕にしかできない事ってなんだろな よく見て誰もが 傷跡だらけで 無傷の人間はいない なら 諦めない限り 僕らは強くなるんだ 輝け今がそうであるように 長い針と短い針が 12で重なり合う頃 僕らの後悔もリセットされれば 良いのになあ 暑い夏と短い青春が グラウンドの隅で溶けてしまっても 僕らの足跡は消えないから 汗ばんだ手で背中を叩く フェンスの向こう側へ君は走る 最終地点そこからは何が見えるの 夢を夢のままにはさせない くだらない一瞬も クタクタだった日々も 誰かのものでは無いから 重なり合ったふたつの針が また離れ離れになっても 僕らの挑戦が リセットされることはないさ 巻き戻せない昨日の青春が 教室の隅で錆びてしまっても 僕らの輝きは消えないから 長い針と短い針が 12で重なり合う頃に 暑い夏と短い青春が グラウンドの隅で溶けてしまっても 僕らの輝きは消えないから 消えないから ずっと消えないから さあ今この瞬間から 僕は 輝く未来を君に見せたいんだ