死に絶えた大地も 朝日が照らす アスファルトの隙間から 緑が芽吹く 何かを喪ったとして また何かを拾う 何かを叫んだとして 感情は繰り返す 十年後も君は生きていますか 元気でしょうか 十年後も僕は生きていますか 保証はできないけど 歌と詩は残るから 十年後の君へ 「愛してる。」 気持ちはどうせ変わらないから 十年後の君へ 「自由に生きて。」 ただ純粋に幸せになって 風の中でさえも 花は咲き誇る 海の底でさえも 生命の残滓 誰かを喪ったとして また誰かに救われる 誰かに叫んだとして 感情は繰り返す 十年後も二十年後も三十年後も 変わらないことってあるのだろうか 僕の回答は そう願うことが大切なんだ 人はそれを「祈り」と呼ぶ 十年後の君へ 「愛してる。」 気持ちはどうせそのままだから 十年後の君へ 「君の人生は君のだ。」 縛られなくていい ただ幸せになって