あなたが わたしを 好きと云った 雨上がりの午后 遠く薄く あたりまえの虹 口づけ する気に なれなかった 昼下がりの道 そろいすぎて 白いだけの雲 何気ない愛を ほほえみに いつも浮かべる あなたは 何気なく愛を 捨てる日が いつか 来るような気がする おだやかな その瞳に 私 凍えてる あなたが わたしに 買ってくれた ピンク色の傘 透けて 映る あたりまえの虹 口づけ するなら して欲しかった まぶしくない空 優しすぎて もの足りない風 激しい恋の おとずれを いつも 待ってた わたしは 激しく恋の 船ゆれて 波にのまれても いいのに おだやかな あなたの海 恋も 眠りそう あなたが わたしを 好きと云った 雨上がりの午后 遠く薄く あたりまえの虹