僕を 忘れた頃に 君を 忘れられない そんな 僕の手紙がつく 曇(クモ)りガラスの 窓を叩いて 君の 時計をとめてみたい あゝ僕の時計は あの時のまま 風に 吹きあげられた 埃(ホコリ)の中 二人の声も 消えてしまった あゝ あれは春だったね ♪間奏中 僕が 思い出になる頃に 君を 思い出に出来ない そんな 僕の手紙がつく 風に揺れる 蒲公英(タンポポ)を 添えて 君の涙を拭いてあげたい あゝ 僕の涙は あの時のまま 広い河原(カワラ)の 土手の上を ふり返りながら 走った あゝ あれは春だったね ♪間奏中 僕を 忘れた頃に 君を 忘れられない そんな 僕の手紙がつく 曇りガラスの 窓を叩いて 君の時計を とめてみたい あゝ 僕の時計は あの時のまま 風に吹きあげられた 埃の中 二人の声も 消えてしまった あゝ あれは 春だったんだね