盲点はハーブとチップス 極めて無口な 君はシルバーリリー 装填したROMをバイパス ただ愉しむことも 厭わないけれど 夢で見たような君の中 一人漂った 魚を見ていた とろけた藍で横になった僕の 首に絡まって声も出なくなる 茜、終わる。 嗚呼、今夜君の手で モーション切ってなぞる 「あたし生きていいの?」 不揃いなグラス ドライフラワーの香を詰めた このまま君になれたら いいのにな 判定はピンクのリップ 見飽きて出口を探す シルバーベア BPM123 TAPなら 踊る玩具にでも 成り下がる 誰も居なくなった街で 思い出すように 「家に帰ろう」 なんて意地悪言わないでとか そんな顔してよくもまあ 確かめる みたいに抱き寄せる 引き留める みたいに傷付ける 模倣の生 創造性を問う 温かさなんて 此処にはないのに 嗚呼、今夜君の手で エモーションクラップ 辿る暮らし 「君はどうだ?」 未払いなコスト 土台 不可侵なこの法では そのままの君に会えたら いいのにな 茜、終わる。 嗚呼、今夜君のせいだ 全身が騒ぐ 「僕と生きてくれよ」 メモリーのボイス 固い蓋はそのままに 「さよなら」 朝靄が僕らを隠した 嗚呼、今夜君の手で モーション切ってなぞる 「あたし生きていいの?」 不揃いなグラス ドライフラワーの香を詰めた このまま君になれたら いいのにな