からんって鳴り響く 音立てて裂く うしろめたさは ひたすらに想象を欠く ヘッドライトが照らし出した品性は 溝の中で 君の中で根を張る だらんってぶら下がったような僕が 誰にも邪魔されることなく 続くような それはそれはとても気持ち悪くて 深い眠りにつくことも叶わない 居ない 居ない 居ない 居ない きっかけはシナモン 子供じゃ嫌だもん したい したい したい したい 言葉の支配に毒されてバラサイト 居ない 居ない 居ない 居ない ひっかけの婆羅門 裸足の獣が 無くした名前を探している 償いの「I」 頭上から垂れる蜘蛛の糸は誰のだ 一切が有り得ない わからない 夢に見ておろおろと濡らす 拙いなあ お終いの合図が 責めるように喚き散らかして そうやってまた繰り返し繰り返し そこでほら笑っているんでしょ 可視化した 下にどうした 舌の根乾く間も無く 口にする傲慢な所作 これじゃちっとも足りないよ 不謹慎の温床 育む 呆れ果てた人の 偶像をただ祈り続けていたいよ もうただ拝み額をこすりつけて 閉口したこの感触を頼りに 暗闇を歩いて行くような きっとまた何処かで心の安堵感 一人の芝居に化かされてパラダイス すっからかんの馬鹿者 名指しのいちゃもんが 隠した答えを合わせている 贖いの声 地上から伸びる蜂の針は誰を刺す 一切がわからない 知り得ない 顧みておめおめと逃げる 汚いなあ はじまりのノイズが 醒めるように怒鳴り散らかして こうやってほら やりなおし やりなおし 君ももうわかっているんでしょ 動き出す 脳は瓶詰めのように 溢れ出す NOを閉じ込めた せめてちょっとだけ ああ もう ちょっとだけ 薬臭い白塗りのパノラマ 人生のフィナ一レ迎える瞬間 刻一刻 パイプベッド上の Over the field 視界が狭けなる 今こそ言える 「僕が世界一幸せ」 償いの愛 頭上から垂れる蜘蛛の糸は 誰の? 一切が有り得ない わからない 夢に見ておろおろと濡らす 拙いなあ お終いの合図が 責めるように喚き散らかして そうやってまた繰り返し繰り返し そこでほら笑っているのだ どうして?これで最後だ 赤い目をした あんたが睨んでいるのは こうした実に甘美な 悪い夢でもみていたような本当の話 どうして?これで全部だ 青い目をした 誰かが孕んでいるのは こうした実に無様な 酷い夢でも見ていたような本当の話