遠く 遠く はるか遠く 風のままに旅に出よう 好きなものを二つ三つ かばんにつめて 海が見える電車に乗り 赤い月を追いかけてく 灯るあかり 窓に揺れて 夜が更けてく 寂しさを抱きしめて ぬくもりに変わるとき あの人が飛び立った わけがわかるはず となりに誰か来たなら 言葉をかけてみよう どうしてそんなに急いで生きたの こんなに言葉あるのに 伝える術がないと 気がついて おかしくて 思い出を噛んでる 流れ 流れ 辿り着いた ここはどこであなたは誰? 名前なんていらないから なにか話して 夢だとか 愛だとか くだらないことじゃなく 嘘つきな誘惑と 眠くなるお話 明日は海を見た後 あの街に帰るだけ 勇気がないまま 誰かと生きてく 終わりがあると 信じてゆけたら幸せだけど 果てしなく 続いてる この道を見ている もういないあの人の 生き方を見ている