車から見上げていたのいつも 電線にからまった彗星 まばたきで集めてみたけど 言い訳も思い付かないから 苦笑いでごまかしと空に返す こんな時そばにいるのがいつも あなただったらいいのかも わたしの本当の話も 包装紙に包むようにそっと 聞いてくれるの 誰よりもわたし達お似合いね 車から流れてたラジオの 占いはことごとくハズレだった そんなので笑えていたのに あなたからのらしくないトーク 回りくどくて理解するの遅れたわ こんな時茶化すわたしはなんだか じれったくなって言った 「大好きよ」 わたしの本当の話は あなただけが知ってるのずっと 忘れないように 言葉を見つめてくれた日から わたしの飴をすぐ噛む癖と あなたの目をそらす癖はね もうおんなじなのよ 明日が重なる瞬間(とき)を待ってる