改札の灯りが 少しだけ眩しくて 今日の終わりを 誤魔化すみたいに歩いた 君の癖 思い出すたび 立ち止まる理由が増える ふれないまま 確かめてた この気持ちの置き場所だけ 夜が終わる前に 名前を 心の中で呼んだ 消し忘れた画面が 夜を引き延ばして 言えなかった言葉だけ 今も置いていかれる 強がりも 沈黙も 全部 同じ距離にあった 忘れたいと 思うほど 消えないものが増えてゆく 間違いでも 正解でも 今は ここにいたかった 会えなくても 戻れなくても この夜は嘘じゃない 息が白くなる前に 君を 手放せなかった
