海を遠く眺めた日を 昨日のように覚えている 変わり映えのない景色の隅 夏の終わり 君と二人 砂に書いた約束はもう 波に攫われてしまった 君を失ったあの季節から まだ僕は上手に笑えない 寄せては返す波のように またこの場所に帰っておいでよ 戻れないのに 振り返って 消えていくのを ただ眺めて 幼すぎたあの季節を ただ愛していた ただ愛していた 僕だけが立ち止まり 時間を憂いた なぜかまだあの日々に 戻れそうな気がして 空を見上げた 雲の先にいる君を想う 二度と会えないならそう言ってよ 今でも君を待ってるんだよ この広い海を探しても 君の姿は見当たらない 教えて ミア 教えて ミア どこにいるの? 教えて ミア 教えて ミア 数えきれないほど呼んだ名前を 空に飛ばして君に捧ぐ 何度季節を重ねたって まだ君のいた夏にいるよ 寄せては返す波のように またこの場所に会いに来てよ