淡く冷たい夜の隅 いつも通りの君を見ていた 私の心なんて知らんふりの いつも通りの君を見ていたんだ 何万時間と費やした 君との記憶が嘘になる 虚しくなることなんか 分かってるけど でもね家に帰ったら 全部飲み込んじゃうから ここでちゃんと君に伝えなくちゃ 「もう帰る 場所はどこにもないの。」 情があるからこんなに 私も苦しいんだけど ここでちゃんと君に伝えなくちゃ 最初の夜は月が本当に綺麗でした 生き急ぐように恋をした そのつけが今 二人にやってきた 君の体温を残したままじゃ あの部屋はきっと腐ってしまう 恋に甘えていたんだよ 全部間違いなんだ きっと 月の光が霞むほどの 雲がかった夜 独りで泣いた いつか来ると分かっていた 今日を恐れていたんだ ずっと でもね ちゃんと君に伝えなくちゃ 最初の夜は月が本当に綺麗でした 何万時間と費やした 君との記憶が嘘になる 虚しくなることなんか 分かってるけど 擦れた心のどっかで 君を求めているんだよ 二人過ごしたあの部屋へとね もう一度君と帰りたかった 情があるからこんなに 私も苦しいんだけど ここでちゃんと君に伝えなくちゃ 最初の夜は月が本当に綺麗で 今日も変わらずに本当に綺麗でした