最後はきっとこう言うだろう 「あれも今では笑える話さ」 だけど今夜はどうもダメだな 僕にこんな感情があったんだ 気がつけば過去の僕が今の 僕の首元を強く締め付け いつか出会うはずだった未来が 僕の胸元でまた暴れ出す 人は傷つけられたら多分さ きっと誰かを傷つけちゃうんだな そんな弱さも脆さも全部まとめて 夜に置いてこれたら良かったのにな 君の気紛れで僕のギターは 涙ぐむ音楽を紡ぎ出す そんな有為無常なんざ蹴散らせ 運命に嘲笑われても前を向け さぁ今夜はこの世界に呑まれて パーティは未だ見ぬ展開へ 今はまだ笑えない思い 高鳴らせて振りかざして いつかこの感情が眠りに落ち 人生のサビを迎えた時 僕は「今更」なんて言わずに 地平線の光の射す方へ行こう 太陽はきっとこう言うだろう 「影を降り落とすのはあんただろ」 憂い昨日と新しい今日の 狭間で今もずっと泣いてんの? 「君は君のままでいいんだよ」 「解答はひとつじゃないんだよ」 僕らまだ分かんなくていいよね 今夜は音に身を任せてみたいんだ ぼんやり掲げた忘却論も 流れてしまうよ 夕風に泣いたんだって 言い訳の最終鉄道 見上げた空は綺麗だった 僕の気紛れで僕の世界は 全銀河のいかなる星よりも 強く輝く理由を持ってる 胸の鼓動はずっと速くなる さぁ今夜はこの世界を旅立って パーティは未だ見ぬ展開へ 「そんな事言ったって」 なんて言ってないで 手を伸ばして いつかこの感情が眠りに落ち 人生のサビを歌い終えた時 僕ら今更なんて言わずに 地平線の光の射す方へ行けるさ!