朝の寒さに悲観してると 風の中でふざけたがる球体は 日々をしたり顔で 照らすフリしてる!と 答えて笑う人の背中 ゆらり覚めた夢越しで眺めた 町はあの日の匂い 爽やかにいる ゆらめく水煙 駆け出して進むのは 僕だった! 躱すボートの先には陽が出て 波がスパンコールのように輝いた 君が言うジョークの形をなぞって 湧き出すパトスの制御で ぐったりです 未来の価値が変わる瞬間を 繋いで見据える雲はつがい 飾るサーフェスも いつか燃え尽きて 消えた世界の糸 伸びた糸は空に届いて 逆から見りゃ真逆に垂れた 哲学者が疑問抱いたら もう一回目でそう言いたいよ 老いは君を呼び出しそうで もしかしたら知らせに来てさ 思いの丈を待たずに込めたら これは叶える? ゆらめく水煙 駆け出してる ふらつくついで 吐き出してる まだ 悲しみじゃ愛は越えられない! そのすべてを照らし始めてる 一度遠くなった平石は 水面の間に呑まれ潜む海 冷たい風の中で誰かが駆けるから 忽然と舞う砂煙 白い糸 ゆれ動くよ ずっと遠くのあの町の果てだ 恋は意図で選り取り想定 予期せず集まった理解者 全状況ハウツーストーリーで 誰が覚える 時が来たら呼び出し想定 懲りなく集まった理解者 踊り出す時師走近くても もう一回と思える