気がつくと電車に乗っていた 伊勢崎線に揺られていた 17歳だったあの日のぼくは こうして夕焼け空 眺めてた あの頃のぼくは少年で 慣れない恋に揺られていた 無我夢中で一喜一憂してた やがて恋に破れた どこがいけなかったんだろう? どこで間違えていたんだろう? 答えなんて出ないまま 後ろ姿がにじんでいた きみにフラレた ぼくがキライだ 何故もっと イイオトコじゃなかった? きみが好きでいてくれるような そんな男でいたかったのに あの廊下で あの図書室で 帰り道 川沿いの土手で 恋をしていた 涙があふれた 気がつくと電車に乗っていた 山手線に揺られていた 25歳になり出逢ったキミは 都会の風をまとってた 大人びた恋がわかんなくて お互いどこか無理していた 共に暮らした先の未来へ辿り着けず いつか街も変わってた どこがいけなかったんだろう? どこで間違えていたんだろう? 答えは未だ出ないまま 後ろ姿をまた見送って キミとワカレた ボクがキライだ どうしてまだこんなにガキなんだ? キミを幸せにできるような そんな大人でいたかったのに あのグラウンドで あの体育館で 帰り道 ハンバーガーショップで 初恋と同じように 涙があふれた 気がつくと電車に乗っていた 伊勢崎線に揺られていた 17歳だった あの日の自分も 確かにまた歩き出していた 君にフラレた 僕を好きになろう いくらでも変われる未来がある 誰かを幸せにできる そんなやつにいつかなってやろう あの廊下で あの図書室で 帰り道 川沿いの土手で 恋をしてきた 涙はあふれたけど 恋をしてくれた 君に 僕に 「ありがとう」