ポロポロ泣いてもウソツキ 響いていく聲 明日こそ“何か”が変わると思った 私の背中にはファスナーがついてて 何時 ドロドロの化け物が 出てくるのか? 正しさとは何か考える クセに……ほら 明日にはもう 忘れてしまうのさ 空洞 肉も骨もなくて ペラペラな私が生まれ 誰が本物なのか どれがウソツキな私なのか 被るスキンはこれで良いのか それすら視えない 病みの中ただ もがいて 暴れて 繰り返していく 何度も 何度も 泣いてみたよ 破いて 叫んで 狂って見せても それすら「演じた自覚」がある 嗚呼 大した時間も 生きてないのに冷めちゃって 全てを機械みたいに処理してた でもそれは私の勘違いで ブレブレな気持ちが内に潜んでた 怖くて 面倒くて でも寂しくて 夢が無くて 「明日起きたらきっと変わる」 だなんて 浅はかな考えに身を委ね 楽して 生きていくのよ……いつまででもさ もがいて 暴れて 繰り返していく 何度も 何度も 泣いてみたよ 破いて 叫んで 狂って見せても それすら「演じた自覚」がある もう 消えたい 消えたい この世界から でも 死ねない 死ねない 生きることが苦しいのに死ねない私 変えられる“何か”なんて 無いんだろうと 確認もせず 知らんぷり 怖さと悲しさと向き合いながら 生きるしかないの