透明なグラスの底 泡がひとつ昇ってゆく 言いかけた言葉はまだ 意味になれないから仕舞った こわいくらい 夢を見てる あの日ふいに出会ってから 千切れそうな心だけど これでいいとやっと思えたから ああ 目を離したら 消えちゃいそうなひと それなのにどうして 今日がこんなに煌めくの 待ってもう少し ここにいて シャボンのひと なんて代わりが効かない ときめきなんでしょう パラソル揺らして風が あなた以外をさらうの はぐれたい この世界から 今だけはふたりで あたらしい 自由を知った あたらしい わたしが今 あなたの瞳の中に見えた わざと知らない道を 踊るように歩こう ああ どんな風に 咲くかわからない 未来をただそっと この手のひらに隠してる どうか 神様 ひとときの 永遠を なんで心は時々 黙り込むんでしょう かけがえのない 儚さの中 歩き出す度 強くなれてる気がするの 待ってもう少し ここにいて シャボンのひと ねえいつかあなたの見えない 羽根になりたい パラソル傾く影は こぼれてく時間の姿よ はぐれたい この世界から 今だけはふたりで