2 人で並んで歩く いつもの街並み朝靄に包まれて 過ぎ行く冬の寒さも 芽吹く命の始まり 滲んでいく君の横顔が教えている 当たり前の時が 刻み出す未来への音 今開きだす扉の向こう 咲き誇る花に見送られ あの日話した 涙のわけもこの胸に詰め込んだ 独りじゃなかったんだと 思える優しさ僕にくれたよね 最後はちゃんと笑って 進もうそれぞれの道を 消えることない 願いを束ねて 舞い上がってく花弁に乗せて この大空いっぱい飛び立とう 夢のカケラを拾い集める その度に1つずつ浮かぶ 君の笑顔に背中おされて この声を届けてく この先もしも君が(僕が) 迷い立ち止まっていたとしても 弱さと向き合える強さと あの時の言葉握りしめ 旅立っていこう このひとひらの桜が舞えば また一つ大人になってく 陽だまりの中 今は泣かずに ゆっくりと歩いていく