光差し込む部屋で一人 古びれた椅子に腰をかけながら 束の間の一分一秒の呼吸 僕にはそれさえアクセントになる 届くならば 恥ずかしいくらいに偽りない愛を さりげなく 包み込んだやさしさもそこにある 存在した 悲しさも辛さも解き放たれてく 戻せない季節つないだ手の中に 「あなたのためだから」なんて急に くだらないセリフ捨てて行った君は ホントあきれるほど我がままで 聞き分けない人だけど君だけが 届くならば あの時二人赤い実はじけた 恋焦がれた 束の間の会話をもう一度 瞬きする 間もないくらいに大切な時は 戻らない季節向かい風の中で 諦めかけた矢先の夜に 扉の向こうにあの時の君が 届くならば 恥ずかしいくらいに偽りない愛を さりげなく 包み込んだやさしさもそこにある 存在した 悲しさも辛さも解き放たれてく 戻せない季節つないだ手の中に もう一度届くのならば 始まりは二人出会ったあの場所で…