投げ捨てたナイフならば 深き深き底へ堕ちた 引き返すくらいならば 海の泡と消えてもいい からまって ほどけなくて あきらめて 泣きじゃくって きみはいくつ嘘を付くの? 空はどんな色してるの? 優しい嘘なんて あるのかしら? 溺れてることにすら 気付けないような 優しい嘘なんて あるのかしら? 貴方を少しだけ 嫌いになれました 千切れるような痛みが ともなう道だと知ってても 悔いたことなんてないわ あなたといられるなら 傷ついて 癒えなくて 息を吸って ただ願った きみはいくつ嘘を付くの? 空はどんな色してるの? 夢と現実の狭間にたたずむ そこにいるのは貴方ですか? 嘘と真実の狭間で泣いて そこにいるのはあたしですか? いま白々と夜が明けていく お幸せに…私の好きな人 優しい嘘なんて あるのかしら? 溺れてることにすら 気付けないような 優しい嘘なんて あるのかしら? 貴方を少しだけ 嫌いになれました