君が静かに流す涙を 僕の親指がぬぐうことで 少しは楽になれるかい 僕がここにいる意味はあるかい 今日から明日へと泳ぐだけで まともな息継ぎもできない ねぇ「私ひとりで解決出来る」 って言葉は 僕と出会う前までの 口癖にしといてよ 心は涙を流せないし 背中は何も語ってくれない 君の中にうずくまってる 君と話がしたい 世界はまだ終わらないし 時計も止まってはくれない だから1秒でも長く 隣にいるから 僕が嬉しくて流す涙を 君は好きだっと言って笑ってくれる 検索しても見つからない 僕のいいところだよって 教えてくれる 大人のふりして化粧をしても たぶん傷跡は消えない ねぇ隠さないでよ ちゃんと見せてよ そうやって また「なんでかわからない」って いいながら泣くんなら 君は思うほど強くないし 僕は思うほどもろくもない ひとりでいたら気づけないこと そっと教え合いたい お腹の上のほくろも 小さい頃につけた傷も お揃いだねって笑ってたら すべて変わるんだ 過去の誰かの言葉じゃなくて 昔の恋の引き出しじゃなくて 僕だけが見つめられる 君を歌にしたい 心は涙を流せないし 背中は何も語ってくれない 君の中にうずくまってる 君と話がしたい 嘘をつけない不器用さも 子供みたいな笑い方も 全部が僕を救ってくれる 君と生きたいんだ