さっきの物語の続きも 僕らは描けないでいた 「いつかは越えられる」 と壁の前で叫ぶ声 <♪> 誰かに負けたことよりも 自分に負けたことが 悔しくて 情けなくて かきむしった傷が残る 孤独と迷いの海に 無気力に浮かんで ふと 傷と目が合った ""確かに戦って生きてきたんだよ"" 何度も 何度も打ち砕かれても どうして心は まだ物足りないんだろう 願うほど 望むほど この目に映る 現実から逃げたくはないんだよ まだほんの少しやれるから 幕よ 閉じないでくれ <♪> 弱さを隠し通せるほど 君も器用じゃないよ 平気そうにしてたあいつだって 気付けば目の前から いなくなっていたんだ そういう世界にいる 自分 vs自分の 終わりがないかくれんぼ 見つけて欲しいと願ってるのは 「まだやれる」 と胸をはって言える自分 そうだろう? 何度も 何度も見失って その度誰かに救いを求めてしまうよ 意味がないとは思わない でも巡り巡って 答えは自分の心にだけ見つけたい 一瞬で世界を変えていける そんなイメージが消えない <♪> 何度も 何度も耳を塞いで 逃げたからこそ 鼓動が聞こえたんだろう 弱くても 微かでも 自分だけの音を鳴らしてる もっと高鳴るはずなんだ 何度も何度も生まれ変わっていく 赤ん坊みたいに 「ここにいる」って泣き叫びながら その声が誰かへの ミチシルベになるかもしれない そいつに懸けてみたい 物語の序章を終わらせて まだ見ない自分を描け